『ランがもう危ないから』って
連絡をもらい、急いで走って行ったのに
たった今
息を引取ったって。
苦しむことなく、2度顔をあげ
ここはお家だよね?
みんないるね?
って周りを確認して
深い息をして、すうっと。
本当に暖かいランちゃんの体が寝ていた。 今週、なんでこんな突然の別ればかり・・・
ランちゃんは脾臓に10cmの腫瘍があって
周りにも転移していて、最期は脾臓が破裂
本当に何も治療するとか薬を飲むとか一切しなかった。
きっとランちゃんは望んでなかったからだと思う。
特別な事をするのではなく
ランちゃんらしくいつもと同じでいたいって。
昨日の朝まで普段と変わらないようにし
限界まで辛い表情を見せないて頑張っていたのだと思う。
ランちゃんは最期まで手がかからないようにして
本当に出来たコだった。
でもね、ランちゃん、完璧な優等生ではなく
少しは手をかけさせてよかったんだって・・・
いつもニコニコなランちゃん。
人が大好きで、けっして怒ったりしない
誰からも好かれていたランちゃん。
本当に、フラットの魅力を教えてもらったランちゃん。
きっとランちゃんに出会ってなかったらここあと暮らすことはなかった。
ランちゃんとミロは同じ年で
具合が悪かったミロを上手に遊びに誘ってくれたんだ。
それがキッカケで話すようになったんだよ
ランちゃん、覚えてる?アタシは鮮明に覚えてる。
あんなにくっついて離れなかったまみが
ランちゃんのそばに行かない。
ここあもあんなに大好きなママなのに
そばに行けないでいる。
ランちゃん。
甘ったれのまみとここあが
大きな太陽がなくなって
どうしたらいいのか・・・分からないでいるよ。
ランちゃん、
もう少し
あの子達の前を歩いていて欲しかった。
でも
ここあもまみも
立派なランちゃんの血が流れてるから
ランちゃんのように
しっかりと前をみて
いつもニコニコして生きていく。
そう出来るように
アタシがするから。
また
あなたと再会するとき
母親として負けないから。
フラットは短命と言われてるけど
ランちゃん
13歳と363日生きてくれて
心からホントにありがと。