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COCOA DAY'S

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ここあのこと

このブログは
日々のここあとのことを書き残してる
ここあ日記。

日々のここあの頑張りで
ブログにも向う
気持ちも時間も少し出来たので・・・


ここあのこと_d0152182_15353996.jpg


退院してきたばかりのここあ。
なんと23日に手術し25日の朝一で退院し
自宅では介護できないので
一緒に会社に出勤した写真。



ここあの右足の経緯・・・

なんとなく走り方に違和感があったのが2~3日くらい前。
4月26日にデイキャンにきて
着いた時にビッコになりその日はおとなしくさせ
翌日にここあの脚を診てもらいました。

そっから
本当に色んな事あり
息するのもやっと・・・
悩み心が辛くなり気持ち悪くなる毎日の始まりでした。

外的なものかもしれないから
5日間のお薬をもらいました。
痛み止めが効いてる時は
楽しげに走ってましたが
GW中キャンプ中ビッコは変わらすでした。
早めに家に帰り
5/4たまたま連休中に
大学病院の専門医がいて診てもらえたました。

病的なモノの可能性も最初っから疑われてたのですが・・・
ここあのビッコは約2週間薬ではよくならず
そのうちに右肩の腫れは大きくなりはじめ針検をし
その結果は
組織球肉腫の可能性があると・・・
もっと詳しい検査をと言われたのと同時に
医師から断脚と言う言葉がいきなり出た。
断脚をする意味ははっきりと延命ではない。
この痛みをとるだけの断脚と言われました。

ここあの年齢でする選択はなかった。
それにここあがそんなこと望んでないって思ってたから
ウチはしません、と。その場で答えました。

しかし
21日にCT検査と肉片から採った組織の状況は・・・
まだ病理検査の結果は出てないですが
ほぼ組織球肉腫で間違えないとのこと(ここの病院には腫瘍専門医がいる)
CTの結果。
まず奇跡的に全身転移なし。
先生達は肺に転移を疑ってたし
脾臓も危ないのかと疑ってたのに
全然脾臓もキレイで驚いてた。
ただ、右脚の腫瘍は内側にかなり大きくなっていて
もう肋骨のすぐそこまで圧迫。
腕神経叢をかなり圧迫されて
もう、普通なら歩けないくらいだろうって
かなりの痛みがあるここあが歩いてるのを
先生達は凄く驚いてた。

このまま、痛みを薬で誤魔化すのは限界がある。
なによりこの2週間で増殖してくスピードで
他の臓器を圧迫して
残された命も短くなるだろうと。

でも
断脚なんて・・・って。

でも、じゃ
その代わりにこの腫瘍の増殖を止める方法は?
それも短期間で確実に止まる方法じゃないと
この腫瘍が他の臓器を圧迫する・・・
そして
残された命は断脚よりも
もっと辛い安楽死を
選ばなきゃならくなるかもしれない・・・

でも
でも
断脚したからって
その選択がなくなるわけじゃない。
それに命が延びるわけでもない。
今後、転移だってある。
でもこのままでは・・・・


今ならば
奇跡的に転移がない。
今全て採りければ
痛みなくここあがここあらしく過ごせ
余命宣告された命が伸びる可能性があるんじゃないか・・・

もう選択を迷ってることが出来ないくらい
猶予がないここあの体の状況。。。

脚がなくったって
ここあを幸せにする自信は1000%ある。
ただただ苦痛なく寿命を全うしてほしい。
ここあのまんまる笑顔で過ごせる為に
夫婦で話し合い
アタシとテンが
ここあの右脚になると決めました。

5/22に断脚の意志を伝えた。すぐに病院から連絡がきて
24日の手術予定と。
がその後また連絡がきて
CTを大学の先生が診て
もう一刻も早い方がいいとのことで
大学の先生が執刀してくれることになり
23日に変更と。。。
とにかく
ここあの病魔のスピードと
事態が進んでくことが
全く心がついていけなくて・・・

ホント、毎日車の中で泣きました。

23日の朝。
3人で朝河川敷に行き
4脚で走らせ
テンは会社へアタシとここあは病院に向いました。
そして12時半から手術は始まりました。
立ち合いを希望し
2階から見れる手術室から
麻酔をかけられたここあが
手術室に入ってきたのを見て
やっぱり止めてこのまま連れて帰ろうって
何度いいかけたか・・・
主治医が術前に説明にきたのですが
泣き止らないアタシに
大丈夫ですからって言って・・・
手術中、一生分泣きました。
ここあの前では泣けない分、本当に苦しかった。

頑張ってくれた右前脚
13時時半、身体から離され
それをアタシにみせてくれました。
表側は筋肉で腫瘍をガードされてて外には飛んでない
裏側はもう薄い膜一枚だけでガードされてただけ
いつその膜を破り外へ出ても可笑しくない
本当に猶予がなかった状態でした。
本当に右脚はここあの為に最後まで頑張ってくれてました。
目視では採りきれてるけど
細胞に飛んでる可能性はわからないとのことで
ここあの右脚は病理検査へ向いました・・・

あんなに泣いてたのに
手術が終わった時から
右脚と一緒に迷いも空へ行って
もう泣いてません。
今、泣いてるヒマないんです。
術後、
前に進むために
ここあのケアのことで
ここあもアタシもテンも毎日がいっぱいいっぱい。。。
普段のことが出来るようになるのには
まだまだまだまだ。
ちっちゃなことが大きな喜びになったり
また躓いてしまったりと。。。

以上、今我が家の状態です。
何年後に
元気でニマニマ笑顔のここあと
あのときの決断が本当によかった!って思えるように
日々全力で奮闘中です。

そして
病理結果が出ました。
まだ骨組織への浸潤の有無が脱灰作業中でわかりませんが
(1ヵ月後の結果、骨組織には浸潤してたが採りきってる)

滑膜の組織球肉腫。
断脚した脚の近位端の病変はなし。
脈管への浸潤は認められず。腫瘍は全て摘出できていると。
ただ再発、生存率は・・・
でもそれはここあに当てはまると思ってません。

採りきれてると報告がきてホッとしました。。。
大学の先生にたまたま診て貰ったこと、
そっから始まった色んなこと。
ここあのこの結果の為だったんだなと・・・

これから
再発があるかもしれない
まだまだ色んなことが起こるでしょう。

でも

>起きてもいない恐れに力を与えない。
自分が感じて、信じた事を信頼し、今を生きる。

All my relations!
(全ては繋がっています)

この言葉をかけてもらい
今、アタシの力になってます。

退院してから
色んな事があり
頑張ってきたここあの心が折れてしまっで
病院に担ぎこんだ時もありました。
今は
前向いて
新米の右脚のアタシと
頑張ってます。

どうか
我が家を
そっと見守って下さい。

最後に
愛する犬との時間は
本当にいつどうなるかわかりません。
あとで。とか
時間がないから。とか
みんな後回しにした時間は
戻らない。
元気な時間はいつまでもないって事…
今、生きて一緒にいれる当たり前の時間は当たり前じゃないって事。
元気でいる時間
大切にしてあげて下さい。
by cocoa-ty | 2015-05-23 11:17